内祝いのお礼状を書くときのポイントを解説!

内祝いのお礼状を書くときのポイントを解説!

内祝いでは、お礼の品と併せて感謝の気持ちを綴った「お礼状」も添えるのが一般的です。内祝いのお礼状の書き方や注意点についてご紹介します。

内祝いのお礼状の基本

内祝いのお礼状には基本があります。お礼状を書く前に、まずは基本を確認してみましょう。

お礼状の送り方

お礼状の送り方一つで感謝の気持ちが伝わることもあれば、非常識・失礼と思われてしまうこともあります。内祝いのお礼状は、お祝いをいただいてからなるべく早めに書きましょう。基本的にはお祝いをいただいた当日や翌日に送るのが良いとされていますが、難しい場合は、まず電話やメールなどでお礼を伝えましょう。後日、1週間以内にお礼状を送付しましょう。

便箋の選び方

お礼状で使う便箋は、差し出す相手の方との関係性や内容に合わせて選びましょう。また相手を問わないのであれば、白い無地のものや、薄い色でラインが引いているものなど無難なもので対応します。事務用便箋や原稿用紙などは避けた方がよいでしょう。封筒は白の二重封筒を使用し、便箋を三つ折りにして入れましょう。便箋のサイズに合った封筒を選ぶことも大切です。

お礼状を書くときのペン

お礼状書くときのペンは、筆ペンや万年筆がよいとされています。しかしながら、日常的に筆ペンや万年筆を使っている方は少なくなっているようです。もしこれらを持っていないのであれば、黒もしくは濃いめの青ボールペンを使用するのがよいとされています。

縦書きか横書きか

便箋の場合、縦書きと横書きがあり、正式なお礼状は縦書きにするのが望ましいとされています。ただし、親しい人へのお礼状やパソコンで作成したお礼状の場合、横書きのこともありますので、状況によって判断しましょう。

お礼状を書くときのポイント

内祝いのお礼状を書く際には、押さえておかねばならないポイントがいくつかあります。結婚内祝い、出産内祝い、封筒の書き方について見てみましょう。

結婚内祝い

結婚内祝いのお礼状には、新郎新婦の名前と旧姓、新居の住所および連絡先を記載します。また、新たな一歩を踏み出したことに対する抱負も入れましょう。いただいたお祝いの品を必ず確認した上で、その感想を入れるとより感謝の気持ちが伝わります。

出産内祝い

出産祝いをいただいた際に書くお礼状では、赤ちゃんの誕生日、何人目の子供か、性別、名前と読み方、名付けの由来、現在の近況などを簡潔に書きます。そして、今後のお付き合いや支援をお願いする言葉や先方の健康や活躍を願う言葉で締めくくりましょう。最後に送り主の名前は夫婦二人の連名にします。

封筒の書き方

お礼状はお礼の品に同封することができます。その際、表には相手のフルネームに「様」を付けて書きましょう。封筒の中央に縦書きが一般的です。裏面には自分の氏名を書きましょう。同封する場合、住所等は記載する必要はありません。

お礼状を書くときの注意点

お礼状を書く際は、いくつかのルールがあります。繊細な部分ですので、注意深く見ていきましょう。

お返しの要素を出さない

現代の内祝いはいただいたものに対しての「お返し」の要素が強くなっていますが、本来の内祝いは、お祝い事があった側がお祝いをいただくかどうかに関わらず贈るものでした。そのため「お返し」という表現は避けて、純粋に感謝の気持ちを贈るというスタンスが望ましいとされます。

句読点をつけない

お祝い事の文面では、「区切りや終わりをつけない」という意味で句読点を付けないのがマナーです。親しい方に対してのカジュアルな文面ではそこまでこだわる必要はありませんが、年長者や目上の方へ贈るような文面では気を付けたほうがよいでしょう。

忌み言葉や重ね言葉を使わない

お祝い事に相応しくないとされる、「終わる、流れる」「破れる、壊れる」「冷える、飽きる」「切れる、切る」「帰る、返す、戻る」「別れる、分かれる」などの忌み言葉はお礼状の文面においては気を付けましょう。また、何度も繰り返すことを連想させるという、「次々」「再び」「いろいろ」「いよいよ」などの重ね言葉も使わないほうがベターです。

内祝いのお礼状の文例

お礼の言葉を贈る相手との関係性によって文面は変わってきます。お礼をする相手別で文例を見ていきましょう。

時候の挨拶

時候の挨拶は、手紙などの冒頭に使う季節をあらわす言葉。目上の方には「漢語調」、親しい方には「口語調」と使い分けることが多いです。

・1月

<目上の方>初春の候、新春の候、迎春の候、厳寒の候

<親しい方>正月気分も抜け、寒さが一層厳しくなって参りました

・2月

<目上の方>立春の候、春寒の候、向春の候、残寒の候

<親しい方>立春とは名ばかりで、寒い日が続いております

・3月の挨拶

<目上の方>早春の候、春分の候、春風の候、浅春の候、春雨の候、弥生の候
<親しい方>寒さも緩み、日増しに暖かくなって参りました

・4月の挨拶

<目上の方>桜花の候、陽春の候、春暖の候、春日の候
<親しい方>春光うららかな季節となりました

・5月

<目上の方>新緑の候、若葉の候、青葉の候、薫風の候、立夏の候
<親しい方>若葉の季節となりました

・6月

<目上の方>梅雨の候、入梅の候、初夏の候、向暑の候、麦秋の候
<親しい方>紫陽花の色が美しく映える季節

・7月

<目上の方>大暑の候、盛夏の候、猛暑の候、酷暑の候

<親しい方>暑中お見舞い申し上げます

・8月

<目上の方>残暑の候、晩夏の候、立秋の候、初秋の候
<親しい方>厳しい残暑が続いています

・9月

<目上の方>初秋の候、秋分の候、残暑の候、新秋の候
<親しい方>朝夕は過ごしやすく感じられるようになりました

・10月

<目上の方>秋冷の候、紅葉の候、霜降の候、秋晴れの候

<親しい方>爽やかな秋晴れの日が続いております

・11月

<目上の方>晩秋の候、深秋の候、向寒の候、立冬の候

<親しい方>朝晩はだいぶ寒くなって参りました

・12月

<目上の方>初冬の候、師走の候、冬至の候、歳末の候

<親しい方>年の瀬も押し迫って参りました

結婚内祝いのお礼状の文例

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(例1)
謹啓 紅葉の候 ○○様におかれましてはご清祥のこととお喜び申し上げます

この度は 私どもの結婚に際し過分なお祝いを賜り 誠にありがとうございました

お礼のしるしに 心ばかりの品をお贈りさせていただきます ご笑納頂ければ幸いです

新居に落ち着いて○週間 ようやく新しい生活にも慣れ始めたところです

今後は二人で力を合わせ 明るい家庭を築いていく所存です

どうか温かくご指導くださいますようお願い申し上げます

末筆ながら ○○様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます 敬白

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(例2)

拝啓 いまだ暑さが残りますが 皆様いかがお過ごしでしょうか

この度は私達の結婚に際し 心のこもったお祝いの品を頂き誠にありがとうございました

ささやかながら心ばかりの品を別便にてお贈りいたしましたので どうぞお納めください

ようやく新居も片付きましたので 近くにお越しの際はぜひ新居にお立ち寄りください

未熟ではありますが 二人で助け合い 温かな家庭を築いていきたいと思っております

これからも変わらずご指導をよろしくお願い申し上げます 敬具

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出産内祝いのお礼状の文例

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(例1)

この前は素敵な出産祝いをありがとう 本当に嬉しかったです!

ささやかですがお礼の品を贈ります 喜んでもらえたら嬉しいです

まだ新しい生活に不安もあるけど 二人で力を合わせてがんばります!

これからもどうぞよろしくお願いします

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(例2)

先日は長男◯◯の出産にあたり この度は心温まるお祝いをいただきまして

まことにありがとうございました

出生は20◯◯年◯月◯日で 

子どもの名前は(由来)との願いを込めて◯◯(ふりがな)と命名いたしました

おかげさまで健やかに成長しております

ささやかながらお礼のしるしに心ばかりの品をお贈りさせていただきます

季節の変わり目ですのでくれぐれもご自愛くださいませ

—–

お礼状は相手との関係性をより深める

内祝いのお礼状には、句読点を付けないなどのルールがいくつも存在します。神経を使う部分があることも事実ですが、しっかりと感謝の気持ちや今後の抱負を伝えることで、相手との関係性をより深めるものであるとも言えます。今回ご紹介した文例も参考にしつつ、ポイントを押さえ丁寧に書きましょう。

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