赤ちゃんの名前入りの出産祝いのお返しを贈るときに気を付けることって?内祝いの名入れのマナーやおすすめのアイテムをご紹介

赤ちゃんの名前入りの出産祝いのお返しを贈るときに気を付けることって?内祝いの名入れのマナーやおすすめのアイテムをご紹介

出産祝いをいただいたらお返しに贈る「出産内祝い」。出産内祝いの場合、赤ちゃんの名前をお知らせする「名入れ」の商品も人気です。特に、赤ちゃんの誕生を心待ちにしていた家族や身近な親族、仲の良い友達には赤ちゃんの名前をお披露目する意味も込めて名入れの内祝いを選ぶことが多いようです。最近ではさりげないデザインのものやオリジナルなものなど、幅広いバリエーションで名入れアイテムが展開されています。
名前入りの出産内祝いを贈るときのマナーや気を付けたいこと、編集部おすすめの名入れアイテムをご紹介します。

出産内祝いの名入れのマナー

赤ちゃんの名前を知ることができるという意味で名入れのアイテムは人気のカテゴリです。一方で、中には「名入れのアイテムは捨てるに捨てられない」、「赤ちゃんの名前が入った食品を食べたり切ったりするのは気が引ける」などの考えを持つ人もいるようです。名入れのアイテムのほとんどは、アイテムそのものではなくパッケージに名前が入っていることが多く、あまり気にせず贈っても問題はありません。逆にアイテム自体に名前が入っているものを贈りたい場合は、贈る相手を身内などの身近な人に限定した方が無難でしょう。名前入りの内祝いを贈るときには、贈る相手やその人の状況を事前にきちんと考えることが重要です。

名入れの出産内祝いはどんな人に贈る?

名入れの出産内祝いは、贈る相手をきちんと選びましょう。家族や身近な親族などは、赤ちゃんの名前が入ったアイテムを記念として取っておいてくれる可能性も高く、喜んでくれるでしょう。逆に、会社や仕事関係の方への出産内祝いに名入れのものを選ぶのは避けた方が安心です。相手が保管方法に困ってしまうことも考えられます。また、子どものいない友人にも赤ちゃんの名前が入ったアイテムを贈るのは避けた方がよいでしょう。

出産内祝いは相手の状況を考え、相手に失礼に当たらない、相手を不快な気持ちにさせないことが非常に大切です。名入れの内祝いを贈るのは基本的には「身内」のみ、もしくは赤ちゃんの誕生を自分と同じように喜んでくれている人に限定するのがよいでしょう。

名入れの内祝い、気を付けなければいけないことは?

贈る相手の他にも、名入れの出産内祝いを贈る際に気を付けたいポイントはいくつかあります。まず、名入れをする場合はさりげないデザインがおすすめです。名入れのギフトでずっと保管するようなアイテムを選ぶ場合は、贈る相手が本当にそのデザインで使ってくれるかを考えることも必要です。一方で、身近な人への内祝いでは名前が大きく載ったインパクトのあるデザインが好まれる場合もあるので、デザインはTPOを考えて選びましょう。

名入れギフトを検討している方で相手の迷惑になりたくないと考える場合は、品物は食品(消えもの)を選ぶことが安心です。名前をお知らせした上で、基本的には相手の都合次第でパッケージを捨ててもらえるくらいの気楽さが、名入れアイテムを贈る場合には重要です。消えものの場合でも、食品そのものに名前が入っているものよりパッケージに名前が入っている方が相手も処分に困らないという意見もあります。

名入れの出産内祝いの人気カテゴリと編集部おすすめアイテム

名入れの出産内祝いには様々な種類があります。ここでは代表的ないくつかのカテゴリをご紹介します。

●お菓子

名入れの出産内祝いの定番と言えばバウムクーヘンなどのお菓子類です。パッケージに名入れするものもあれば、お菓子本体に名入れができるものもあります。基本的に消えものであれば相手も食べやすく、パッケージも処分しやすいという意味で名入れのギフトを選ぶ人に人気のカテゴリです。

【編集部おすすめアイテム】

●お米ギフト

お米のギフトも名入れの出産内祝いで人気のカテゴリです。特に、赤ちゃんの出生時の体重と同じ重さのお米を贈れる「体重米ギフト」や、パッケージに赤ちゃんの名前と写真を入れられるものなど、少しサプライズ感があるのも人気の秘密です。

【編集部おすすめアイテム】

●ドリンク(ジュース・お酒)

お菓子と同じく、家族みんなで飲んでもらえるジュースなどのドリンク類も人気の名入れギフトです。お酒に名入れする場合は、記念に飾ってもらえるという意味で祖父母や親族に喜ばれるギフトにもなります。ジュースの場合はパッケージに、お酒の場合は本体に名前が入っているパターンが多いです。

【編集部おすすめアイテム】

●タオル・生活雑貨

普段の生活で使ってもらえるタオルや生活雑貨も人気のカテゴリですが、この場合は本体ではなくパッケージに名前が入っている場合が多いです。名入れのタオルも人気の商品ではありますが、自分の子どもの名前を入れるというよりは、贈る相手のお子さんの名前を入れて贈る用に使われていることが多いです。

【編集部おすすめアイテム】

●セットアイテム

スイーツとカタログ式ギフトのセットなど、名入れのアイテムとカタログ式ギフトをセットで贈ることもおすすめ。名入れのスイーツは早めに食べてもらいつつ、カタログ式ギフトの方はゆっくり好きなものを選んでもらえるのがよいですね。

【編集部おすすめアイテム】

名入れの出産内祝いを贈るときには、相手の迷惑にならないように贈る相手と贈り方をきちんと考えましょう。贈る相手は基本的に「身内」に限定し、品物に迷ったら食品(消えもの)を選びましょう。赤ちゃんの誕生を名入れ内祝いで素敵にお知らせできるよいですね。

ゼクシィ内祝いではここでは紹介しきれなかった名入れの内祝いアイテムをたくさん掲載中!無料のメッセージカードもついています。名入れの内祝いはぜひこちらから検索してみてください。

マナー監修

岩下宣子さん マナーデザイナー

現代礼法研究所主宰。NPO法人マナー教育サポート協会理事・相談役。企業をはじめ、学校・商工会議所・公共団体などで、マナー指導や講演などを行う。「マナーとは相手を思いやること」を信条に、ゼクシィでも悩める花嫁さんへの愛あるアドバイスでおなじみ。マナーに関する著書多数。