【入学祝い】のし袋(ご祝儀袋)の書き方&通販で買える人気アイテム

【入学祝い】のし袋(ご祝儀袋)の書き方&通販で買える人気アイテム

身内や親しい間柄のお子さんの入学祝いにお金を包む人も多いと思いますが、せっかく贈るならごのし袋(祝儀袋)も子どもが喜ぶかわいい物を選びましょう。種類が多すぎて、どれを選べばよいのか迷ってしまいそう!という方のために、選び方のポイントをご紹介します。書き方のマナーもぜひご参考に。

入学祝いの金額相場は、年齢に応じて5000円~5万円程度

入学祝いは子どもの成長を喜ぶ身内のお祝いであり、贈る相手も近い関係の親族が基本です。中には親と親しい間柄の友人・知人の立場で贈ることもありますが、身内と比べるとやや控えめな額を包むのが一般的です。

<子どもとの関係別/入学祝いの金額相場>

祖父母・・・・・1~5万円
おじ・おば・・・・・5000円~1万円
親しい知人・・・・・3000~5000円(贈る場合)

「子どもとの関係性によってお祝いの金額が大きく変わるのは小学校入学時。子どもの祖父母がランドセルや学習机など高額なものを贈るケースが目立ち、現金なら10万円以上包むケースも少なくありません。上の金額はあくまでも相場ということで、具体的な金額は各家庭で相談しながら決めましょう」(マナーデザイナー/岩下宣子さん)

入学祝いの「のし袋(ご祝儀袋)」の選び方マナー

<包む金額に応じたのし袋を選ぼう>

入学祝いを現金で贈る際には、きちんとのし袋に入れて渡しましょう。
大小さまざまな種類がありますが、包む金額に合ったのし袋を選ぶのがマナーです。例えば少額を大きめの華やかなのし袋に入れたり、逆にたくさん包む際に小さなポチ袋を選ぶとちぐはぐな印象になってしまいます。店頭で購入する際には外側の包みに目安となる金額が書かれていることが多いので、チェックしてみてください。

また、のし袋はできるだけ素材のよい物がオススメ。「小さなお子さんにはキャラクター付きの物なども喜ばれますが、高校生や大学生になると奉書紙など本物の和紙の手触りを知るよい機会になります」(マナーデザイナー/岩下宣子さん)。

<水引は赤白の蝶結び・あわじ結び>

入学祝いに使用するのし袋は、赤白の蝶結びの水引がかかった物が一般的。蝶結びは繰り返し結び直せることから、「何度あってもよいお祝いごと」である入学祝いにもこの水引を用います。なお、京都などの関西では赤白のあわじ結び(アワビ結び)のものを用いることが多いようです。

小学校入学など小さな子ども向けの商品の中には、かわいい色使いやモチーフの水引などもたくさんありますので、子どもの年齢に合わせて喜んでもらえそうなのし袋を選びましょう。少額を包む際やカジュアルに贈りたい場合は、水引やのしが印刷されたタイプや水引が付いていない物を選んでも差し支えありません。

入学祝いの「のし袋(ご祝儀袋)」の書き方マナー

<表書きは、相手との関係性や包む金額に応じて>

のし袋には表書きが必要です。すでに印刷されている物を選ぶ方法もありますが、無地の物を選ぶ際には、以下の表書きを参考に。

【基本的な書き方】

「御祝」「御入学御祝」「御進学御祝」「祝入学御祝」など。
→「入学御祝」でもよいのですが、縁起を気にする人の中には4文字を避けたい人もいます。
その場合は「入学」の前に「御」をもう1つ加えて「御入学御祝」としたり、「入学 御祝」というように、間に1マス空けて5文字に見せる方法も。中央に「御祝」と大きく書き、その右上に「入学」と入れてもいいでしょう。

身内や近しい人でしたら、「ご入学おめでとう」「一年生おめでとう」というような書き方でも問題ありません。

【具体的な品物名を入れる書き方】

「ランドセル料」「文具料」「絵具料」など。
→表書きとはもともと何を贈るのかを記した「目録」のこと。つまり、「本来は品物で贈りたいけれど、好みがわからないので現金を包みます」という意味で、購入してほしい品物名を表書きに入れる方法もあるのです。

【子どもに向けたやさしい書き方】

「ご入学おめでとう」「ご入学おめでとうございます」など。
→入学祝いは子どもに贈る物なので、小学校入学の小さなお子さんに贈る際の表書きには、本人が読める字で書くのもよいでしょう。

[相手別]もらって嬉しいオススメのし袋(ご祝儀袋)

ここからは、通販でも購入できるオススメのし袋(ご祝儀袋)をご紹介。水引のないカジュアルな物から、フォーマルながらも遊び心のある物、実用性を兼ね備えた物など3タイプののし袋を集めてみました。

[オススメのし袋1]イラスト付きのカジュアルなタイプ

主に身内同士で贈り合うものなので、のしや水引が付いていない物や印刷されたタイプの物でも大丈夫。高額を包む場合はある程度フォーマルな物の方がよいかもしれませんが、そうでなければ体裁にこだわらずデザイン重視で選んでもOK。

■<小・中学校入学に>ランドセルや学生服が表に描かれていて、もらった瞬間ワクワク!

ランドセルや学生服といったひと目で入学祝いをイメージさせるおしゃれな金封は、左端に慶事を表す赤い糸のステッチが入っています。まるで本物のように細部まで再現されたハンドメイドのクラフトシールが子どもの心もわしづかみ♪

左)PC 金封 御入学祝 ランドセル柄 (25122006) 369円(税込)
右)PC 金封 御入学祝 学生服柄 (25148006)  369円(税込)
[サイズ]パッケージ/H185×W103×D5mm 本体/H180×W95mm
お問い合わせ/ミドリオンラインストア https://www.midori-store.net/ 

[オススメのし袋2]水引が付いたフォーマルタイプ

やや多めのお祝い金を包むなら、水引の付いたフォーマルタイプがオススメです。ただし贈る相手が小学校に上がるような小さな子どもの場合は、シンプル過ぎる物よりも、色や柄の付いた温かみのあるのし袋の方が喜ばれそうです。

■<小学校入学に>金のイラスト×赤白の水引でお祝い感UP!

金色の線画で描かれたどうぶつとカラフルな風船がかわいらしいのし袋。イラストは描かれているものの、金×赤白の水引で程よいフォーマル感が。ご入学、ご入園の短冊が入っているので、シーンに合わせて使えます。

祝儀袋 御祝 どうぶつ ご入学・ご入園 [のし袋 1組入 中包み付(封筒タイプ)]
[サイズ]180 x 97 mm
短冊2枚付(ご入学御祝・ご入園御祝) 583円(税込)
お問い合わせ/G.C.PRESS  https://gc-press.com/

[オススメご祝儀袋3]実用性を兼ね備えたタイプ

包みを開けた後は、別の使い方もできる実用的なのし袋。ちょっとしたギフトにもなりますし、お祝いの気持ちが思い出として残るところも素敵ですね。

■<中・高・大学入学に>リネンのご祝儀袋はハンカチやお弁当包みとして活躍しそう!

リネン100%の大判のハンカチをのし袋に仕立てた、おしゃれで実用的なアイテム。ハンカチ以外にも、お弁当包みやフキンなど、ニーズに合わせてさまざまな用途で使ってもらえます。

左)リネン金封ナチュラル 中)リネン金封サクラ 右)リネン金封ホワイト
[サイズ]本体:W100×H180mm、ハンカチ展開時:約450×450mm [価格]各2200円(税込)
お問い合わせ/マルアイオンラインショップ https://shop.maruai.co.jp/

まとめ

入学式という子どもの喜ばしい節目の日に、心を込めて贈る「入学祝い」。表書きや水引など基本のマナーを押さえておくことももちろん必要ですが、せっかく贈るのですから、子どもが手にした瞬間、思わずワクワクするデザインの物を選んでみませんか?

マナー監修

岩下宣子さん マナーデザイナー

「現代礼法研究所」主宰。NPOマナー教育サポート協会理事・相談役。全日本作法会の内田宗輝氏、小笠原流・小笠原清信氏のもとでマナーや作法を学び、マナーデザイナーとして独立。企業や学校、公共団体などで指導や講演会を行うほか、多数の著作も手掛ける。

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