小学校の入学祝いに喜ばれるプレゼントとは?

小学校の入学祝いに喜ばれるプレゼントとは?

「小学校入学という大きな節目に喜ばれるプレゼントを贈りたい」という方は多いでしょう。しかし、プレゼントの選び方や相場でお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは、小学校の入学祝いを選ぶ、贈る際に押さえておきたいポイントについて解説します。

喜んでもらえる入学祝いのプレゼントは?

入学祝いは子どものためを思って贈るとはいえ、やはり子どもだけではなくその親も喜んでくれることがポイントです。実際にどんなものがうれしかったか、小学生の子どもを持つママたちに聞いてみました。

小学校で使える実用的なもの代表の鉛筆

小学校で使える文房具や雑貨といった、実用的なアイテムは喜ばれるプレゼントの1つです。中でも小学校に入ると毎日のように使う鉛筆はその代表といえるもの。学校で使うアイテムには必ず名前を書くように言われるので、名入りの鉛筆が喜ばれています。

「入学準備にやらなきゃと思いつつ手を付けられていなかった名入れの鉛筆。入学準備には欠かせないものなので重宝しました」

「複数の方からいただきましたが、必ず使うものなのでいくつあってもよかったです」

「小学校入学前は全部の持ち物に名前を書かないといけないのですが働いていると準備が大変なので、名入れの鉛筆はとても助かりました。意外と赤鉛筆・青鉛筆なども重宝しました」

「自分の名前が入った鉛筆に特別感を感じたようで、子ども自身がとても喜んでいました」
ただし、学校によっては鉛筆の濃さに指定があることも。昔は小学校1年生だとHBを使うことが多かったですが、最近は2Bが主流のようです。事前に確認できる場合は親に希望を聞いてみましょう。

子どもの学習を応援する本・図書カード

小学校に入ると自分で本を読めるようになったり、学校の時間割にも図書があるなど、未就学前に比べて本に接する機会が非常に増えるもの。親としても子どもに本を読んでほしいという思いがあるので本や図書カードがありがたかったという声があがりました。

「いただいた図書カードを使って小学生向けの図鑑を購入しました。このときに購入した図鑑がきっかけで興味の幅が広がりました」

「小学校に入ると興味を持つ本がそれまでとガラッと変わりました。いただいた図書カードを有効に使うことができてよかったです」

「入学祝いにいただいた図書カードを持って子どもと一緒に本屋さんに行きました。購入する本を自分で選び、実際に自分で購入するという体験を入学前にさせることができました」

祖父母からの定番ギフト、ランドセル

「ラン活(=ランドセルを購入するためにする活動)」という言葉が生まれるほど、小学校入学を控えた子どもを持つ親にとってランドセル選びは一大イベントに。昔から祖父母が入学祝いにランドセルを贈るケースはよくあり、今はランドセルを一緒に買いに行くことが家族にとって入学前に大事なワンシーンになっているようです。

「普段あまり会っていない祖父母から6年間ずっと使うものをもらったことで、子どもが祖父母の存在をいつも感じられることがうれしかった」

「事前に下調べをして、娘と候補をしぼりこみ、祖父母と一緒に買いに行きました。たくさんランドセルを背負って、その中からお気に入りのものを選んで買ってもらいました。一大家族イベントで、とても楽しい思い出になりました」

「親の私も祖父母からランドセルを贈られており、子どもにとっての祖父母(=私の親)も次は自分たちが孫に購入する番だと考えていたようです。ランドセルの贈り物が受け継がれ、いつか私も孫に購入することがあるのかなと未来に思いを馳せています」

意外と欠かせない布もの手作りアイテム

小学校に入ると給食袋、上履き入れ、ランチョンマットなど布物・袋物の準備に追われていたママの声もちらほらあがってきました。手作りがマストではないものの、中にはサイズが指定されているものもあり、手作りするかオーダーするしかない場合に喜ばれるプレゼントになっているようです。

「ランチョンマットなど手作りのアイテムを娘の好みの布で作ってくれてプレゼントしてもらいました。子どもも大変気に入り喜んでいました」

「上履き入れ、体育着入れ用の巾着など、入学前に必ず必要になり、揃えるのが大変だったのでもらえるとうれしかったなと思います。ただサイズなどの指定がある場合もあるので、相談が必要だとは思います」

自分ではなかなか手が出せない高価なプレゼント

入学祝いで喜ばれるものとしては実用的なものになる傾向にありますが、親が自分たちで購入するにはちょっと躊躇してしまう高価なものをお祝いでいただけるとうれしいというのが本音。なるほど、そういうプレゼントも素敵!と思わされる声を紹介していきます。

「成長を見越して歴史マンガシリーズをまるごとプレゼントでいただきました。自分たちで購入するには高額になるので、お祝いでいただけてとてもありがたかったです」

「曽祖母からもらった、音声ガイド付きの地球儀は子どもが大喜びでした。ニュースを見ながら世界の位置関係や特色を知るきっかけになり、子どもの目が社会・世界に向かうツールとして役立っています」

「小学生でも使える電子辞書をプレゼントしてもらいました。国語辞典はもちろん、英語も必修化されたので英語辞典も入っていてこれから末長く使っていけそうです」

入学祝いで困ったプレゼントとは?

いただいたものはもちろん全部嬉しい!でも、正直使いこなせなかった品も。アイテムそのものに難があったというよりは、他の人との重複や、贈るタイミングのずれなどが原因だったよう。

びっくり!こんなに同じ品がかぶるなんて……

お祝いでいただけるものはうれしいけれど、中にはちょっと困ってしまったというプレゼントも。せっかくいただいても使えないことで申し訳ない気持ちになってしまうこともあるのが、実は「服」。アイテムそのものよりも趣味や好みが違うことが原因のようです。

「百貨店ブランドの高価な洋服をいただきましたが、娘の洋服の好みがはっきりしてきた頃であまり気に入らなかったようでほとんど着てくれませんでした」

「襟付きのシャツやベストなど、ややフォーマルな服をもらいました。ただ、学校に着ていく服は脱ぎ着しやすいものがほとんどで、おでかけのときに着せようと思ったままその機会もなく、あっという間にサイズアウトしてしまいました」

入学祝いのプレゼントの相場は?

入学祝いはごく親しい身内間でのお祝いのため、贈る相手は孫や甥、姪くらいまでが一般的です。入学祝いの相場について見ていきましょう。相場に合った値段のプレゼントを贈るとよいでしょう。

一般的な相場は5,000~10,000円程度

小学校の入学祝いの平均予算は、5,000~10,000円程度とされています。

贈る相手との関係性によって相場が変わる

祖父母から孫へ贈るのであれば、10,000円以上のものを贈るのが一般的です。高額な商品を贈ることが多く、場合によっては50,000円以上になることもあります。叔父、叔母から甥、姪へ贈るのであれば、5,000~10,000円ほどが目安です。

知人や友達の子どもに贈る場合は、気を使わせないちょっとしたギフトがよいでしょう。子どもが使うプレゼントを選ぶのが難しい場合は家族みんなで食べられるお菓子などを贈るのもおすすめです。

相手がもらって嬉しいものをしっかりリサーチして

小学校の入学祝いは一度きり。相手がもらって嬉しいものは、できれば具体的にリサーチできるといいですね。子どものすこやかな成長を願いながら、素敵な贈り物を見つけてみてください。

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