【甥や姪への小学校入学祝い】相場や喜ばれる贈り物は?

【甥や姪への小学校入学祝い】金額相場や喜ばれる贈り物は?

「甥っ子や姪っ子がいよいよ小学校へ入学。そのお祝いはいくらぐらいが相場?何を贈ったら喜ばれる?」と叔父や叔母として、入学祝いを贈ることを考えると思います。祖父母からの入学祝いとはまた違って、叔父や叔母の立場として金額やお祝い内容に悩む場合もあるのではないでしょうか?

日頃から親しくしている甥や姪へ、小学校入学という晴れやかなステップを心から喜び、お祝いしていきましょう。

そもそも、甥や姪へ入学祝いは贈るべき?

「親しい仲だからこそ、お返しに気を遣わせるから遠慮すべき?やはりお祝いを贈るべき?」といろいろ考える方もいるのではないでしょうか。

入学祝いのマナーとして考えると、「社会人の叔父や叔母」という立場であれば、親類の中でも親しい間柄として、お祝いを贈るのが一般的です。

マナー講師・岩下宣子先生にお話を聞いてみました。 「ご自分がお祝いしたい気持ちを表したいかどうかです。お祝いをするとき大事なことは、心からお祝いする気持ち。その気持ちを言葉で表します。さらにそれだけでは足りず、もっと何かしたいと思った先にお祝いのお金や品物を贈るのではないでしょうか。」

甥や姪への入学祝い、金額は?

◯基本的な相場は、5000円〜1万円です。

自分の経済状況を考えて、身の丈に合った金額で考えましょう。きょうだいですから、お互いの経済状況も分かっているでしょう、無理をするとかえって心配を招きます。子どもの健やかな成長を祝い、しっかりとお祝いの気持ちが伝われば、それでよいと思います。

贈る相手に高額と思われてしまい、「お返しをしなければ」と負担を感じさせない心配りも忘れずに。

きょうだいで足並みを揃えた方がよい?

きょうだい同士でお祝いの額にあまり差が出ないようにするのがスマートです。もちろん、贈り手のきょうだい同士で声を掛け合って、合同で贈るのもよいですね。

ただ、きょうだいそれぞれで経済力が違う場合は、無理して一律で考える必要はありません。甥っ子や姪っ子のお祝いを本当にしたいかどうか確認できるとよいです。心からお祝いする気持ちが大事で、義務にならないように……。

相場はあくまでも相場です。家族間での関係性や状況を考慮して金額を決めましょう。

贈るのは現金? それともプレゼント?

親しいきょうだい間だからこそ、現金と品物どちらがよいか希望を聞くのがおすすめです。品物だとしたら、本当に喜ぶもの、使ってよかった!と思えるものを贈りましょう。ほしい物を親に聞くのも手です。また現金やギフトカードを贈り、相手側で好みのものを選んでもらうのもよいですね。

入学祝い、選び方のポイントは?

1.文房具や筆箱、図書カードなど「学習をサポートするもの」

保育園・幼稚園から、小学校へ入学。大きな変化は「学ぶ」ということです。お友達や先生と共に学ぶ、新しい環境へのステップアップに、子どもたちはワクワク胸を踊らせていることでしょう。その学習面をサポートする品も喜ばれる贈り物の一つです。「名入れえんぴつ」などは入学シーズン目前になると、品切れや納品に時間がかかるといったことも発生するので、早めの準備がよいでしょう。

2.靴や靴下、通学のサブバッグなど「消耗品」

毎日学校へ着ていくブラウスや靴下、ランドセルとは別に持つサブバッグなどもおすすめです。サブバッグは、「上履き入れ・小さめの巾着袋・トートバッグ」など2〜3点セットで売っている物もあり人気です。本人の好みなどまず希望を聞き、さらに学校によっては色や柄の制限やサイズ指定などルールがある場合もあるので、購入前に必ず親へ確認をしましょう。

3.目覚まし時計や腕時計など「新生活を応援するもの」

小学校へ入学すると、時計の読み方を覚える必要があります。また時間感覚を身に付け、時計を見て自分で行動していくことも学びます。目覚まし時計は自分で起きる習慣を身に付ける応援グッズとして新生活のスタートにもぴったりです。小学生がひと目で時刻がわかり、数字がはっきりとした見やすいものを。腕時計であれば高価過ぎず、はじめての腕時計としてファッション感覚で気軽に付けられるものが喜ばれます。

4.図鑑セットや学習まんがシリーズなど「揃えたくなるセット本」

小学生になって、今まで以上に子どもの興味はさまざまな範囲に広がっていきます。その興味や探究心を応援する、本もおすすめです。子供が夢中になって見てしまうような生き物、植物、乗り物、世界や宇宙など多岐にわたる分野でラインアップされているので、それらシリーズ本をセットにして贈るのも、小学校入学時だけでなく中学年や高学年になっても、長く使えるのでもらって嬉しいプレゼントです。

小学生になると、本の好みも絵本からマンガへ興味が広がっていく子もいます。そんな子には、日本や世界の歴史、伝記シリーズの学習マンガも喜ばれます。

子どもへのプレゼントだけでよい? 親にもお祝いするべき?

きょうだいという親しい間柄だからこそ、「子どもへはプレゼント、親(自分のきょうだいに当たる人)にもお祝いを渡した方がいいのかな?」と気になる人もいるかもしれません。

マナーとしては、親のお祝いではなく、子どものお祝いですから子どもだけでよいものの、親にも気持ちを表したい場合には家族で楽しめるお菓子や食べ物を贈るのもよいですね。

入学祝い、いつ渡す?

「3月初旬〜中旬」あたりが一般的です。
お祝いごとですから、遅くても入学の1週間前までには贈りましょう。

贈り方にマナーはあるの?

現金の場合は熨斗袋で、「赤白の蝶結び」の水引が付いているものを。

入学は小学校から中学、高校と“何度あってもおめでたいお祝い”ということから、何度も結び直せる「蝶結び」の水引が印刷された熨斗紙を使います。最近ではイラストが描かれたものやかわいいらしいデザインの熨斗袋も多くあります。身内のお祝いということであまりかしこまらずに贈れますし、受け取る側も小学生という年齢でかわいらしい熨斗袋に喜んでもらえるかもしれませんね。

品物で和式にするのであれば、同様に「赤白の蝶結び」の熨斗紙をかけます。洋式にするならばリボンなどでラッピングにしてもOKです!

表書きは「ご入学御祝」「御祝」など。

気持ちばかりのお祝いのときは、「松の葉」でもよいです。「松の葉」とは松の葉ほどのささやかな品という意味です。

幼い頃から成長を見守ってきた甥っこ姪っ子へ

保育園や幼稚園から、小学校入学へ。子どもの世界が一気に広がる、晴れやかなステップアップです。これからはじまるワクワクする学校生活を応援し、子どもの成長をみんなで心からお祝いしましょう。

監修

岩下宣子さん マナーデザイナー

現代礼法研究所主宰。NPO法人マナー教育サポート協会理事・相談役。企業をはじめ、学校・商工会議所・公共団体などで、マナー指導や講演などを行う。「マナーとは相手を思いやること」を信条に、ゼクシィでも悩める花嫁さんへの愛あるアドバイスでおなじみ。マナーに関する著書多数。